5月26日、凱撒旅業(=凱撒同盛、CAISSA TOSUN)傘下の凱撒旅游と韓国のエアロKが共同で開設した新路線「青島-清州」の初便として中国と韓国の友好と交流を運ぶフライトが青島膠東国際空港に順調に着陸した。山東省から韓国の清州への初の直行便路線としてこの路線は両地の直行便路線の空白を埋めるだけでなく、「観光+航空」の深い融合により、青島のインバウンド観光の発展を加速させている。
清州は韓国中部に位置しており、以前は韓国の中部から青島への観光客は主にソウルでトランジットし、片道6〜16時間と長い時間がかかるが、現在清州-青島国際旅客便はその時間を1.5時間に短縮し、これにより、青島と韓国中部都市を結ぶ「空中回廊」が確立された。
現在、チャイナ・トラベル(China Travel)は引き続き熱く、青島のインバウンド観光市場は熱くなり続けている。韓国は青島にとって最大のインバウンド客源国であり、今年1月から4月にかけ、青島は韓国人観光客延べ10万5600人を受け入れた。これは全インバウンド観光客数の64%を占め、前年同期比44.86%増という大幅な伸びを示している。今年5月、青島は「韓国インバウンド観光市場活性化対策」を導入し、韓国人観光客の中国旅行の最優先訪問地を作り、青島の国際沿海観光地の影響力をさらに高めた。新路線は、青島の韓国中部市場における浸透率はさらに向上することが見込まれる。
初便運航当日、青島国際空港集団有限公司は凱撒同盛発展股份有限公司と戦略的協力協定を締結した。双方は、日本、韓国への路線の拡大と大陸間輸送業務を積極的に手に掛かり、近隣諸国がビジネスや観光目的で青島に入るのをサポートし、青島を核心とするインバウンド観光製品とトランジット製品を共同で推進する。さらに、両社は航空食品、ケータリングの保障、空港商業施設の管理・運営、観光と航空の融合、空港広告宣伝、空港VIPサービスなどの分野で協力関係を深化させる予定である。