3月27日午前、青島観光グループの「青旅黄海」と「青旅渤海」といった2隻の40メートル級200人乗り豪華客船の引き渡し式がオリンピックセーリングセンターで行われた。今回導入された新造船は、清明節(先祖を祭る伝統的な祭日、今年は4月4日)の休暇前に使用され、昼と夜の観光ニーズに対応し、浮山湾、匯泉湾、青島湾など海洋観光の核心資源を結びつける。現在、青島の海上観光輸送力はすでに全国の先頭に立ち、「海上で青島を見る」シリーズ製品は、青島の文化観光消費の活性化と観光産業の質の高い発展を支える重要な役割を果たしている。
新造豪華客船である「青旅黄海」と「青旅渤海」は、いずれも鋼鉄とアルミニウムでできる構造であり、航続力が200ノットを超え、安全性、快適性、環境保護性を備えている。騒音が少なく、安定性が良いだけでなく、様々な海洋環境においても優れた安定性を維持することができ、乗客により快適な海上旅体験を提供する。
現在までに、青島観光グループが保有する船舶は85隻(建設中含む)に達し、大型客船、ヨット、クルーザー、ディンギー、ドリフトボート、モーターボートなど数多くの船舶種類を網羅し、総客席数4000個超であり、数十本の海上観光航路を結んでいる。青島の海洋観光製品システムをさらに充実させるため、青島観光グループはまた、1000人乗りの沿岸総合豪華観光ミニクルーズ船の建設にも着手し、沿岸観光における体験型商品の空白を埋める方針である。
次なるステップとして春の文化観光消費の新たなシーンの構築に焦点を当てて青島観光グループの「海上桜フェスティバル」が清明節の連休に正式に開幕する。このイベントは、昨年末に竣工した「青旅世華海運」クルーズ船で実施され、「桜テーマ+海岸観光+文化体験」という新しいモードを通し、春ならではの特色ある海洋文化観光の祭典を繰り広げる予定である。