青島の海面下76メートルで海相手に「競争」する「スーパー工事」の建設は本格的に進められている。近日、青島膠州湾第二トンネルプロジェクト(以下「膠州湾第二トンネル」と略称)南線メイントンネルTJ-05標区「海天号」シールドマシンは953リング推進を完成し、掘進距離が2000メートルを突破した。
膠州湾第二トンネルは全長17.48キロメートルであり、トンネルの海域部分の長さは9.95キロであり、青島側はシールド工法で3255メートルを掘進した。本プロジェクトはメイントンネル二本と中間サービストンネル一本で構成され、設計時速は80キロであり、旅客輸送と中小貨物車両の海を渡る通路という機能を兼ね備え、現在世界最長かつ施工難易度最も高い海底道路トンネルとして建設が進められている。
トンネル掘削工事において、複数のシールド技術は重大なブレークスルーを実現した。革新的なテクノロジーを駆使した結果、中鉄十四局建設チームは、海底硬岩地層で月間140メートル以上の掘削記録を樹立した。さらに、同チームが7メートル級のサービストンネル建設でシールドマシンの設計を革新し、世界初となるボックスカルバートの同時組立技術を実現させた。